8月24日 トウヤクリンドウが、、、 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

ここ最近お昼までは青空の広がる気持ちの良いお天気で
お昼を過ぎたころから怪しい雲が顔を出し
雨が降り、時には雷がなり、夕方過ぎには雨上がりの涼しい風が吹く。
そんな夏の終わりのようなお天気が続いています。

本日は休暇で燧ケ岳へ登りに行きました。
ルートはナデックボから御池へ。
今回の目的は「トウヤクリンドウに会いに行くツアー」です。
お天気の中、ぐんぐんとナデックボを登り振り返れば沼尻、尾瀬沼、広がる山々。
その景色は何度見ても美しく心安らぎます。

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燧ケ岳の頂上、柴安のお花畑へ向かうと
オヤマリンドウ、ヤマハハコ、ハクサンフウロ、アザミなど様々なお花が咲いていますが
トウヤクリンドウが見当たらない・・・。
何度もうろうろ見て回りますが見当たらず・・・。

まだ出会えない運命ってことなのでしょうか。

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頂上を後にし、熊沢田代、広沢田代と向かいます。
キンコウカで湿原は金色に染まりイワショウブがゆっくりと風に揺られ
たくさんのトンボが空を舞い、アキアカネは太陽を沢山浴び真っ赤に染まって行きます。
本当に気持ちの良い風景です。

御池手前で急な大雨に振られ全身ずぶ濡れ。
皆さまはちゃんと雨具を忘れないでくださいね(笑)

そして沼山峠では今年もちゃんと出会えました!
シャクジョウソウに。
なかなか見つけずらいですが沼山のピーク辺りの木道脇にありますのでよく足元を観察してみてください。

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そして小屋の周りや湿原にも夏の終わりを告げる様々な花達が花を開いています。
夏が終わると思うと心なしか淋しく感じます。

あと、沼の畔にイトキンポウゲが咲いています。
長く務めている方のお話だと年々増えている!?だとか。
とても小さなお花なので踏まずにそっと眺めて下さいね。

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8月19~21日 奥鬼怒ツアー [尾瀬沼の日々]

こんにちは。
 
今年も昨年同様、尾瀬沼から奥鬼怒、さらに根名草山を越えて金精峠へ抜けるツアーが
3泊4日の行程で行われました。
昨年はあいにくの雨でしたが、今回はお天気に恵まれ景色と森林浴を楽しみ
素晴らしい山歩きとなりました。

1日目、夕方までに尾瀬沼の長蔵小屋に到着。ここまでのルートは自由
2日目、尾瀬沼~黒岩山・奥鬼怒経由、奥鬼怒温泉郷の日光沢温泉泊
3日目、日光沢~根名草山~金精峠に下り、迎えの車で戸倉はロッジ長蔵にて打ち上げ
4日目、朝食後、解散

以下、簡単なコースタイムの記録を掲載します。



8月19日(日)
5:00 尾瀬沼 長蔵小屋 発
6:10 送電塔(朝食15分)
7:15 赤安清水(休憩)
8:50 絶景岩
9:40 黒岩分岐(休憩)
10:30 小松清水(休憩)
12:00 鬼怒沼 (昼食40分)
15:45 日光沢温泉 着

休憩はそれぞれ約10分程(上記以外にも休憩あり)


送電塔までは朝靄に包まれ、小淵沢でもまだ真っ白ガスの中。
徐々に日が昇ると青空も顔をだし、森の中のは木漏れ日の美しい光りと朝露でキラキラと輝きが増します。
苔むしる道は本当に美しく、倒木さえも絵になります。
足元にはカニコウモリ、ツルリンドウ、イチヤクソウが花咲き、
絶景岩付近ではアカモノが見事に実をつけ、
オサバグサの葉もあちらこちらに見られます。
鬼怒沼湿原ではゆっくりと金沼の前で腹ごしらえ。
燧ケ岳もくっきり見え、キンコウカ、キリンソウ、なんとタテヤマリンドウもまだ咲いていました。
ほぼコースタイム通りの行程で日光沢に到着し温泉にどっぷりつかり
美味しいお酒とご飯で乾杯!
日光沢温泉のお米はキラキラと輝いていて、
とても美味しく皆さんお代わりが止まりません。
静かな夜更けと共に語らいは進みますが、また明日もあるので早目に就寝です。

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・小淵沢田代は朝もやの中
・送電塔で朝ごはん

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・カニコウモリ、アカモノが綺麗でした

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・鬼怒沼から燧ケ岳がくっきり!
・昼食で乾杯!カステラ&ブランデー美味しかったなぁ

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・鬼怒沼は天国

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・美味しいご飯とイワナの骨酒でいただきます。



8月20日(月)
7:30 日光沢温泉 発
9:00 手白沢分岐(休憩)
9:45 第一ガレ場(ガレ場過ぎた斜面で20分休憩)
11:00 根名草山(軽食・昼食30分)
12:00 念仏平避難小屋(軽食・昼食30分)
14:10 金精峠(休憩)
14:30 金精峠駐車場
15:30 ロッジ長蔵 着

休憩はそれぞれ約10分程(上記以外にも休憩あり)


2日目は谷底から一気に標高差950m余りを登り、根名草山の頂上を目指します。
朝の日差し、朝露がまぶしく、昨日よりもお天気は良く青空が広がります。
展望も素晴らしく
燧ケ岳は勿論、会駒、景鶴、至仏、笠ヶ岳、上州武尊、
昨日通った黒岩、鬼怒沼もくっきり見え、遠く沼尻湿原まで見え
「あぁずいぶん歩いたね」と、笑顔になります。
行く先には日光白根、菅沼、中禅寺湖、戦場ヶ原に鎌田の街並みまで見えました。
特に、菅沼の色は青空よりも青く、本当に美しかったです。

最後に金精峠の急な下りを安全に下り、奥鬼怒ツアーも終わり。
とても名残惜しい程、素敵なルートでした。
ロッジに戻り、温泉で汗を流し美味しい夕食と楽しかったツアーの話で盛り上がりました。

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・二日目も元気に行ってきます!

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・一番高い山が黒岩山、そこから谷底の日光沢までこんなに下りました

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・絶景!!!

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・菅沼に上州武尊


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8月10日 燧祭り [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

今日は8月10日、長蔵小屋には所縁のある一日となります。
平野長蔵氏の誕生の日でもあり、長蔵氏が燧ヶ岳へ石の祠を持って上がりまつった日でもあります。
そうです、燧祭りです。

今回、久し振りに従業員数名でご来光登山をして参りました。
夜中の2時半に沼を出発。
月は半月でぼんやりと空を照らし、東の空には星が輝く。
夜の闇も、全てを飲み込む静かさも、まだ眠っている森も
全てをゆっくりと感じながら歩きます。
 
ミノブチ手前で空がうっすらと明るく明けだし、雲が赤く染まります。
しかしミノブチはガスの中。ただただ青白い世界。

ご来光は期待できないけど、ちゃんとお参りをしに行かねば。
マナイタグラに着いたとき、強風の中、数分の中でしたが雲の途切れ途切れで
太陽が顔を出しました。

雲海を照らし、後方の山々も姿をあらわし、空は青い。
本当に美しい瞬間でした。


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その後、お参り、お神酒、賽銭回収を済ませ、後にします。


また今年も無事で過ごせたこと、
皆の安全、健康、日々の幸せに感謝し、また来年と。

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8月5日 ヤナギランの丘へ [尾瀬沼の日々]

こんにちは。
梅雨が明けここ最近は晴れ間が続き、青い空に白い雲、ひんやりと涼しいそよ風の
尾瀬の夏が続いております。
そんな晴れ間に、そろそろ咲いたかな?と、ヤナギランの丘までのんびりお散歩です。

大江湿原ではコオニユリの鮮やかなオレンジが色や、オタカラコウの黄色、オゼミズギクの黄色、ノアザミの赤ピンクだけではなく
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今はコバギボウシ、サワギキョウの紫がだいぶ目立って参りました!!
湿原の緑に、爽やかな紫は夏らしく、とても相性がいいですね。

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夏と言えば、夏の風物詩、花火。
シシウドの花は大きな打ち上げ花火のよう。

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ヤナギランの丘では遠くから見てうっすらピンク色がわかるくらいで、咲き始めの様子。
空に向かって一直線に伸びる姿は美しいです。

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この時期のお散歩は、風にゆらゆらと花々は揺られ、草花がカサカサと揺れる音を聞きながら太陽を浴び歩くのはとっても気持ちがいいもんです。
心も体もスーッと軽くなります。

小屋の周りでは
水場の前のトリカブトが一輪咲き始めました。
元長蔵小屋前のベンチ付近や沼の畔ではトモエソウが咲き、
カマッ堀ではオゼヌマアザミが花開こうとしていました。

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7月25日 ぐるりと燧一周 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

お久し振りです。
だいぶブログアップの時間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

さて、本日は
白砂~見晴~裏燧~御池~沼、と燧ケ岳の周りをぐるりと一周コースで歩きました。
久し振りにゆっくりと歩くことができたので
こんなにも沢山の花々が咲いていた事に驚きの連続でした。

沼尻湿原に着くとまず目に付くのはキンコウカ。
あぁ、もうキンコウカが咲いてる!!と嬉しいような淋しいような。
だって、尾瀬の短い夏が駆け足で走り去ってしまうから。
でも、キンコウカが咲くと湿原はより一層に輝きを増し、
地上の星空の様に美しく光っております。

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他にもモウセンゴケの花が細く白くにょろりと顔を出しているのが
とっても愛らしいです。
今回早い時間に沼尻に訪れたので池塘のヒツジグサはまだ朝寝坊中でした。

白砂湿原で一息入れ、ほっと周りをみると足元にちょうどトンボが脱皮し体を乾かしている所に遭遇!
ものすごーく、触って見たかったですがここはぐっと我慢。
よく観察し写真に収めました。
こんな小さなヤゴから、あの大きな体が入っていると思うとまた驚きです。
無事、飛び立っていけたことを願います。

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白砂峠では沢山の鳥たちの鳴き声を耳にします。
ウグイス、メボソムシクイ、ウソ、コマドリはなんとか分かりますが
アオジ、ノジコ、コルリの鳴き声はまだまださっぱり。
今回一緒に同行させていただいた友人に教わるも、
難しい、見つからない、見えない、の三拍子揃いまだまだ勉強不足ですね。

そしてもうだいぶ終わりかけですがショウキランも株で立派に咲いていました。
何度見ても、花の表情が面白く(人の驚く顔に見える)飽きないお花ですね。
あっ!イチヤクソウも咲き出し、森の中に映える映える!美しいですね~。

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尾瀬ヶ原に着くとまず、風が違う。
生ぬるい風が吹き、広がる尾瀬ケ原に心躍ります。
だって、たくさんお花が咲いているですもの!!

ミズチドリも真っ白に凛と立ち、
サワヒヨドリにはヒョウモンチョウが花の蜜を吸い
足元にはベニバナロウゲの色っぽい色でこちらの見つめ
コバギボウシも元気に花開き
何度見ても表情の面白いカキラン
ネジバナ、コアニチドリもひっそり咲いています
ひと際、夏を鮮やかに彩るコオニユリ
背高のっぽのオタカラコウ、マルバダケブキ、オオウバユリも立派!

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段吉新道を通り、御池へ向かいます。
林道内にはフデリンドウが咲いているはずですが今回は見つけられませんでした。
ブナは生い茂り、ほおの木の葉っぱのやはり大きい。
ハクサンシャクナゲも綺麗に咲いています。
サンカヨウは花が終わり実になり、
吊り橋を渡った先の山ブドウは今年も実るかな?

そして、沼山~大江を歩き小屋へと戻ります。
峠ではヤマハハコが顔を出し始め、湿原ではワレモコウも顔を出し始めていました。
大江川沿いのシシウドは凄く立派でした。

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最後に今年のニッコウキスゲは鹿の食害が酷くほとんどが蕾のうちに食べられてしまい
咲いているのは沼尻分岐のベンチあたりのみ。本当に残念であります。
しかし、自然の力は偉大。来年を楽しみに、今回も楽しい尾瀬歩きでした。

ちなみに、7月26日には尾瀬も梅雨明けをしましたので
これから真っ青な青空の下、爽やかな風を感じ、元気に歩くことができますね。
短い尾瀬の夏を是非体感しにいらしてください。




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7月17日 凄い朝焼け!

おはようございます。

朝、4時半頃でしょうか?
起きたら空が真っ赤で慌てて外に出ました。

空と雲が、赤からオレンジ、黄色に変わりあっという間に変化していきました。

淡い朝焼けは何度か見ましたが
これだけ色がはっきりと出て、大江湿原方面の空、全てが焼けたのは
本当に見応えのあるものでした。

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7月11日 青空の尾瀬沼 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

本日はスキッっと晴れた素敵なお天気。
風も心地よく吹き抜け、日差しの暑さも和らぎ
最高のお散歩日和でした。

そんな天気の中、今日もご機嫌、鼻歌まじりで大江湿原を歩きます。

だいぶ湿原の草花は背丈が伸び、今まで足元を飾っていてくれた
タテヤマリンドウやイワカガミ、ヒメシャクナゲなどは
覗きこまないと顔を見せてくれません。

しかし背丈の高いアザミやワタスゲ、アヤメ、カキツバタなどが待っていてくれます。
アザミもだいぶ蕾が膨らみ、もうすぐ開花しそうです。
あっという間に背丈は私と同じくらいまで伸びました。
ヒオウギアヤメの模様は美しく、飽きることなく観察し、うっとりします。
美しいと言ったらカラマツソウもそうですね。
繊細で純白でいて、控えめな感じ。
あぁ、私もそんな女性になりたいものです。(笑)

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そして、チラホラとついにニッコウキスゲも咲き始めました!!
今年も大江は黄色い絨毯が見えるでしょうか?
今からとてもワクワクしながら、キスゲは元気に空に向かって花咲いていました。

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お天気が良いと虫たちも動きます。
今年も会えました、ルリイトトンボ!
その碧さは青空よりも青く感じます。
風に吹かれ漂い遊んでいる様でした。

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小屋の周りには立派なヒメサユリが咲きだし
やっとヤマオダマキも花咲いてくれました!

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これから初夏の花々がたくさん顔をみせてくれることでしょう。

今日も沢山の元気を自然から頂き、午後も頑張って仕事します。
いってきま~す!!

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7月4日 ぐるっと尾瀬、お花畑 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

お久しぶりです。
暫くブログアップできず申し訳ありません。

尾瀬でも少しずつ空高く、青く、夏雲がもこもこと顔を出し
夕方には天気が崩れ、半袖でも寒くないくらいに少しずつ夏がやって参りました。

そんな中、休暇で久し振りに尾瀬を満喫しに歩きます。
コースは
午後より、尾瀬沼~白砂~尾瀬ケ原~山の鼻地区一泊
翌日、至仏山~鳩待~アヤメ平~白尾・皿伏で沼に戻る。

天候も比較的良く、平日は人も少なく混雑することなく歩けました。

今の時期の尾瀬ヶ原では様々な花々が色とりどりに湿原を飾ります。
先ず第一に目につくのは、「ワタスゲ」です。
今年は大分多いのか、あちらこちらで風に揺られとても気持ち良さそう。
特に上田代(牛首~山の鼻)では真っ白になるくらい美しいです。

他にもレンゲツツジの鮮やかなオレンジ
カキツバタの濃い紫(今年は少し少ないかな?)
ヤマドリゼンマイの明るい緑が特に湿原を華やかにしてくれています。

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小さな、タテヤマリンドウ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、などとっても愛らしい!
あ、トキソウ、ハナニガナ、ヤナギトラノオも咲き始めました!

ニッコウキスゲは気の早いのが二輪だけこっちを見ろ!と言わんばかりに咲き
池塘には3株オゼコウホネがひょっこり顔を出していました。

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しかし、こんなにヤチヤナギはあったけか?と思うくらい多く
美しい湿原、素敵な花々は大丈夫?と湿原の乾燥化が心配になります。

心配と言えば去年の夏の終わりに
尾瀬ヶ原が水没するくらいの豪雨があり、竜宮小屋脇の沼尻川も氾濫し
多くの草花がなぎ倒され下山するまでその爪痕はいたるところで残っていました。
が、一冬越えまた春がやって来るとそんな形跡はどこにあったけか?と思うくらい
植物は元気に育っていました。

本当に自然は逞しい。

そんな事を思いつつ、尾瀬ヶ原の真ん中をずんずん歩くのは本当に気持ちがいいものです。

山の鼻地区では間近でセンダイムシクイが大きな声で鳴いていました。
本当に「焼酎グイー」って鳴くもんだから一人で大笑いしてしまいました。

夕方から降っていた雨も朝には止み
青空と朝露でキラキラと輝いています。そんな中7月から入山解除された至仏山へ!

山の鼻から登り森林限界を越え振り返るとそこには尾瀬ケ原を一望できる素晴らしい景色。
暑い日差しが射し、汗は止まらない。
しかし心地よい冷たい風が吹き疲れもいっぺんする天然クーラー。
本当に山登りは気持ちがいいもんです。

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高天ヶ原のお花畑は今年もちゃんと待っていてくれました!
7月上旬ですから花々のピークよりは早いですがそれでも沢山の花々が居ます。

面白い形のクモイイカリソウ。

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皆の人気者ホソバノヒナウスユキソウ。

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可憐なミヤマダイモンジソウ。

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ピンクで可愛らしいユキワリソウ。

とても立派なハクサンイチゲ。

隣を歩いてた若い女子が言ってたガチャピンムックのムックみたいな(笑)タカネシオガマ。

他にもジョウシュウアズマギク、イワイチョウ、キバナノコマノツメなどなど。

一年ぶりに行くもんだからなかなか花の名前がすぐ出てこなくてまだまだ勉強不足と精進するばかりです。

まだ少しだけ残雪もありますがすぐ溶けてしまうことでしょう。

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鳩待までの下りや、アヤメ平までの樹林帯では少しずつギンリョウソウが顔をだしていました。
ユキザサやマイズルソウが花開き可憐で素敵であります。

白尾・皿伏でもミツバオウレンやアカモノが咲き飽きることなく歩けます。

そして晴れたアヤメ平は本当に気持ちがいい!
燧ケ岳と至仏山を両方にそびえ新潟、群馬、栃木の山々を望み
足元には高山植物。

まだまだ復元の後は残っていますが、ゆっくりと自然の力を待つばかりです。

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この時期にしか会えない花々
この時期に感じる自然の雄大さ
何度歩いても楽しく増々尾瀬が好きになるばかり。

そして、小屋の赤い屋根が見えるとホッと安堵が広がります。
沢山の出会いに感謝して。


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6月26日 大江川湿原 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。
ここ最近は雨も降らず天気が穏やかな日々が続きます。
青い空、白い雲、やさしい日差し、爽やかな風。
どれも心地が良く、落ち着かせてくれます。

それは人間だけではなく生き物も同じなのでしょうか、
ぐんぐんと大江湿原には新しい花々が花を咲かせ湿原を飾っています。

草花の緑の間から、青空の青さを映したタテヤマリンドウが足元を飾り、
イワカガミ、ショウジョウバカマ、ヒメシャクナゲの
優しい赤色がとても栄えます。
背丈の高いワタスゲの果穂が白くふわふわと風に揺られ、
ミツガシワも顔を出してきました!!
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ナツトウダイも目につきます。

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レンゲツツジの蕾もだいぶ膨らんできました。

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大江川の付近には立派なシナノキンバイがまだ楽しめます。

他にも沢山の蕾が花を咲かせる準備を着々と静かにしております。

今、咲いてる花だけではなく蕾から何の花が咲くのかな?と勉強しながら
のんびりと歩くのも楽しいものですね。

そしてここ最近朝もやと燧ヶ岳が美しい!!

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6月23日 焼けた! [尾瀬沼の日々]

こんばんは。

本日は久しぶりにキレイな夕焼けが見えました。

青空の青さと、夕日の赤が、層のようにだんだんになっていて
結構と面白い焼け方っだったと思います。

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夜には満点の星空。
北斗七星も白鳥座も、夏の大三角形も土星も、天の川もくっきり見えました。
もっと長い間、見上げていたら流れ星も見えたかな。

そして翌朝には淡い朝焼け。
沼と湿原は朝もやに隠れ、空は淡いオレンジ色に染まりました。

沼のほとりで、ゆっくりと眺めるのは、至福のひとときです。


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