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6月22日 穏やかな尾瀬沼 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。
台風も過ぎ穏やかな天気の尾瀬であります。
何やら下界は30℃近い時もあるようですが、尾瀬沼は20℃以下の過ごしやすい気候です。
しかし随分と暖かくなったなーと感じます。
何せ二か月前では氷点下だった訳ですから、何とも面白いものですね。

そんな尾瀬では一気に春がやってきて、ただいま新緑も花々も見頃あります。
午後の休憩時間にはのんびりと小屋周りをぐるっと周るだけでもたくさんの発見があります。

いつの間にやら花咲いたマイズルソウにゴゼンタチバナ。

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お!足元にコツマトリソウ発見!

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小屋前の水飲み場脇のウラジロヨウラクもだいぶ色付いてきました。

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ヒメサユリの蕾も頭が重くって倒れそう(笑)

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そして長蔵小屋ご自慢の‘お化け’ノビネチドリも今年も立派!

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他にも沢山の小さな花々が顔を出しています。
増々、お散歩が楽しくなってくる季節ですね!


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6月18日 沼尻の地糖 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。
本日は青空の空が高い、いいお天気です。
晴れると、こんなにも木々の新緑が進んでいたことに気付き、葉が揺れる音が変わった事に驚きます。

今日は北岸を通り、沼尻まで散歩に出かけました。
大江湿原もだいぶ緑色になり、タテヤマリンドウの青さがとても際立っています。

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樹林帯に入れば足元にはカタバミ、マイズルソウが足元を飾り
木漏れ日とそよ風が少し汗ばむ体に、爽快さを与えてくれ元気になります。

長英新道の分岐付近にあるキヌガサソウは立派に花開き
北岸のミネザクラも散り際ですがまだ楽しめます。
沼尻湿原手前左側の沼の脇には今年も沢山のヒオウギアヤメの群れが育っていました。
ムラサキヤシオツツジも咲き始めですね。

沼尻湿原の池塘周りをぐるっと回れば、沢山の花々に会え感動します。

チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲが咲き始めました!!

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タテヤマリンドウ、ワタスゲも湿原を飾ります。

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じーっと観察すれと小虫が付いてるモウセンゴケもいます。
池塘にはミツガシワが顔を出し始めました。

また、ここから眺める池塘と沼尻休憩所も絵になりますね。

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そして、古い木道がまっすぐ燧ケ岳へ延びる。
私はこの風景が大好きです。

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ナッデ窪はご覧の通りまだ残雪が残っていますので、まだ通行不可となっておりますのでお気を付け下さい。



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6月14日 小屋周辺の花が!! [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

休暇で三日間、沼を離れ戻ってみると随分と沢山の花々が咲いておりました。

小屋付近でまず目に付くのはシラネアオイです。
小屋の玄関わきのチシマザクラの足元に、
小屋裏のダケカンバの根元に、
休憩所の前に、と沢山立派に花開き多くのハイカー達を楽しませてくれます。

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チシマザクラもミネザクラも咲き終わりに近いですが、まだ十分に楽しめます。

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アズマシャクナゲもいつの間にか花を咲かせていてびっくり!

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そして足元には、可愛くて小さくて素敵な色合いのエゾムラサキも咲いています!

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サンカヨウの花も咲き始めています。

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早目に小屋にご到着されたり、時間に余裕がある方は是非、小屋周辺の散歩もオススメです。
湿原には咲かない、たくさんの花々が元気にお待ちしております!!


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6月13日 新緑の大清水 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

尾瀬もついに梅雨入りし、雨が降ったりガスったりといまいちお天気もパッとしません。
しかし、木々や草花はしめりを帯びて時折みせる日の光でキラキラと輝きを見せます。
梅雨も悪くありません。

今の時期とても新緑の綺麗な大清水まで下りました。
沼~三平峠では水芭蕉、リュウキンカは勿論、他の花々もだいぶ顔を覗かせてまいりました。
カマッ堀では、ぐんぐんと成長した水芭蕉をあっという間に追いぬいたコバイケイソウが花をつけはじめました。
桧の突出しではタテヤマリンドウがちらほらと顔を出してくれましたが・・・この日は曇り。残念、花開かず閉じたままです。

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三平下では足元に可愛らしくノウゴイチゴが咲き始めました。
三平峠付近では、キヌガサソウも咲き始めようと準備万端!!

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樹林帯に入ると、ほんの少しだけまだ残雪が残っていてひんやりと冷たい空気がとても心地良く、
足元にはチゴユリ、マイズルソウ、ズダヤクシュ、と元気に育ち、
見上げればムラサキヤシオツツジとオオカメノキの赤と白が、新緑の緑と抜群の相性で本当に素敵です。

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どんどんと下れば、どんどんと新緑は勢いを増し、木々の強さと優しさを感じます。
今日はあいにくの残念なお天気でしたが
よく晴れた朝、めーいっぱい深呼吸して、ずんずんと新緑の中を歩きたいものです。

梅雨があけたら夏がくる。
ワクワクがとまりませんね。

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6月7日 すこーし焼けました [尾瀬沼の日々]

こんばんは。

本日夕食の後片づけをしている時、ふと外を見ると久し振りに
大きな真っ赤な太陽が燧ヶ岳の麓に沈もうとしています。
カメラを持ち走りましたが
思ったより雲は厚く、あまり綺麗な夕焼けは拝むことが出来ませんでした。

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今日の景色は、今日しかありません。
色んなことを自然から学ばせてもらいます。

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6月5 日 ブナの森 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

本日は休暇で大江~沼山~七入と散歩に出かけました。

今の時期の大江湿原は大分、水芭蕉が顔を出し
沢沿いにはリュウキンカも咲き、少しずつ湿原も緑色になってまいりました。

沼山峠までの樹林帯では木道と残雪とが交互にありますので、少しばかり足元にご注意ください。
残念ながら私は出会いませんでしたが、オコジョ(夏毛)も顔を出したようですれ違った方が、教えてくださいました。

沼山休憩所と公衆トイレの間から七入に下るルートがありバスには乗らず、そちらを歩きます。
ほとんど木道はなく、山道を下ります。

ブナの木がとても多くどんどんと歩き下って行くたびに
新緑は濃く、大きくなり森の木漏れ日の中、ほとんど人も歩いていないため静かで、
まるで森と一体化するように気持ちがよく、リラックスしすぎて眠くなってしまう程。

見上げれば、ブナ、ブナ、ブナ。
足元にもブナの新芽が踏んでしまいそうなくらいに沢山生えてきています。

他にもオオカメノキは咲き始め、

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ミヤマスミレ、コミヤマカタバミ、エンレイソウもあちらこちらに顔をだし
沢沿いに一輪ミヤマエンレイソウも立派に咲いていました。

ツクバネソウにクルマバツクバネソウも蕾であり

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オオバキスミレ、ニリンソウ、ヤブニンジン、サンカヨウ、ヒロハコンロンソウ、ネコノメソウ、マムシグサ、イワナシも咲いています。

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本当に今の新緑の時期の七入はオススメです!
ゆっくりと静かに森に入りましょう。


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5月30日 絶対離さない!離れない!わたさない! [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

本日はお天気も良く散歩日和、日向ぼっこ日和、もしくは昼寝日和とでも言うのでしょうか?
日射しは暖かく、柔らかい光りはとても心穏やかな気持ちにさせてくれます。
なので、のんびりとヤナギランの丘まで散歩に行きました。

ゆっくりと体をなぞるそよ風。
声高らかにさえずり合う鳥の声。
地をはう低い声…!?
グファグファ…。カエルの鳴き声です。

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ヤナギランの丘付近の水溜りに5,6匹のアズマヒキガエルが居ました。
ちょうど今頃は繁殖期のため子孫を残そうとオスが必死に戦ってメスを奪い合っていました。

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本によると
2~7月は繁殖期らしい。
メスは極端に少なくそのためオスはとても必死で、メスを見つけ抱きしめたら離さない。
そのため中にはしめ殺されてしまうメスもいるらしいです。

産卵後の卵は6月以降に上陸らしいので今度は孵化したオタマジャクシを楽しみにしたいのですが
湿原にできた小さな水溜りのため、いつかは干上がってしまいます。

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ハラハラドキドキしながら、明日も楽しみにしたいです。


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5月25日  春探しの探検 [尾瀬沼の日々]

こんにちは。

当ブログを覗いて頂いてありがとうございます。
尾瀬、三年生。
まだまだ植物、動物、地形、歴史、と尾瀬勉強中のわたくしですが
自然の中に身を任せ、様々な気付きを楽しみ微力ながらも皆様にお伝えできますよう
一生懸命書かせて頂きますので何卒よろしくお願い致します。

本日は大江~北岸~沼尻~白砂峠~見晴~赤田代のルートをピストンしました。

今の時期では所々によりまだまだ雪が多く残っています。
日々の天候によりどんどん雪は解けだし、踏み抜きで転んだり、濡れた木道で滑ったりと足元には充分注意して下さい。

まだまだ雪の目立つ尾瀬ですが、ちゃーんと春はやってきています。
沼周辺を歩いていると足元にはカラマツ、コメツガ、アオモリトドマツ、ゴヨウマツ、の松ぽっくりが沢山落ちています。
ですが峠を越えるといつの間にかパキパキと足音が変わり、ブナの実が沢山落ちていることに気付きます。

木々の新芽も目立ち、特にオオカメノキの芽なんて面白いユニークな形をしているため
見るたびに表情が違いとても楽しく、笑顔になります。

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白砂峠では様々な花々が春を知らせてくれています。

雪の下でずーっと春を待っていたゴンタチバナの葉。
小さいけれど色っぽいエゾエンゴサク。
いっぱい種類があってわからないスミレサイシン。
大きくて凛として素敵なキクザキイチゲ。
まだ花が開いてなかったコミヤカタバミ。
根元にちょこんと薄いピンクのイワナシ。
まだまだ小さいクルバマソウにマイズルソウ。
どれもこれもまだ咲き始めで小さいですが、ちゃんと今年も春がやってきています。

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ずんずんと森の中、雪で滑ろうが、ぬかるんで靴が真っ黒になろうが
倒された枝に顔をぶつけようが、下りの木道で尻もちをつこうが、なんのその!!

小さな発見がおおきな“わくわく”につながるんですもの。
だから「歩く」っていいですよね。

見晴、赤田代の水芭蕉はまだまだ小さくとっても可憐で可愛いサイズです。
これからが見頃でしょうか。

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これから尾瀬に来られる方はぜひ
水芭蕉だけではなく色々な春を貴方なりに感じ
素敵な探検になりますように。


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準備中です。

準備中です。
しばらくお待ちください。
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